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  投票行って考えたこと  -  2007.04.12.Thu / 00:00 
 更新、滞りに滞って死んだようになっているキリンです。
仕事が増えたり、カメラに夢中になったりと忙しくて更新が難しい状態ではあるのだけど、そんなのは理由じゃない。忙しくても書きたければ書けるのだ。日々のプチハッピーライフを写真とともに綴るのも素敵なこと。でもテキスト系のだらだら文章のキリンには、似合わないなぁ、なんて。だらだら書きたい文章が思いつかないまま更新がぐだぐだ伸びてしまっています。

*****

 ステキな事や人たち、ステキな物に囲まれてそれだけを見て生活する。母として、女性としてそれは嬉しいこと。ささやかだけど、小さい日々の幸せが続いていく。家族を愛し、家族に愛され1日1日を丁寧に過ごし、年を重ねる。そういう生活ができるということに幸せを感じるのは、男性より女性のほうが大きいのかも。
 私は今、そういう生活ができる状態にある。食うに困ることもなく、愛する家族がいてみな健康で、嫁姑問題や、親戚同士のいがみ合いがあるわけでもなく、事件に巻き込まれているわけでもない。忙しいといいつつも過労死するほどの仕事量でもなく生活している。また宝くじの一等が当たることもないし、遠い親戚が莫大な遺産を残してくれることもない。日々、子供と遊び絵本を読み、春の花を部屋に飾り、子供の服に刺繍をしたり、きれいな写真集を眺めたり、香りのいいキャンドルを買ったり、そんな生活。そんな小さなステキばかりで生活することができたりする。
 しかし、そういうことだけに意識的に目を向けているから、他を見ないで生活しているから、ステキなのだ。ちょっと首を左右に振って周りを見れば、そんな幸せばかりがそこここに溢れているわけでもなく、教育問題、介護福祉問題、憲法改正や年金制度の問題は他人事ではないし、幼児虐待、通り魔、放火のニュースも次々、地球温暖化、北朝鮮の核問題と生きることを根こそぎ持っていかれるようなことが山積している。そしてそれらは私のすぐ横、すぐ脇にある。たまたま今私がこれらの問題に直面していないだけで、既にじんわりとのしかかっているし、ちょっと先にはまさにふりかかってくる問題もある。
 今だけちょっぴり無関心でいられる、それで生活できるのだけど、今の世の中それで一生過ごせる人は殆どいないわけだし、見ないようにしてはいけない。私に何ができる訳じゃなし、何一つできないのだけど、問題意識を持って目を向けることをやめてはいけないんだろうな。

 料理を楽しんだり、手芸に凝ったり、花を愛でたり、風景に感動したり、詩や絵を堪能したり…そういうこと沢山していきたいと思う。そうする為に周りを、世の中を、地球のことを、よく考える手間を怠らないようにしたい。そして行動すべきときは躊躇せずに動きたい。
 理想だから、高めにね。

*****

 あの人たちは誰?っていつも思うのは、投票場でいすに座って横並びでお茶飲んでお菓子食べているオジサマとオバサマたち…。投票して会場を出るときに、頭を下げてくれるんだけど、それが仕事なんでしょうか。

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No.87 / 雑念 /  comments(4)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  落下する  -  2007.03.13.Tue / 00:00 
 感情の名詞+動詞は、実際にはその動詞のようなことが起こるわけではなくイメージなのだが、上手く表現しているものだと思う。愛に溺れる・嫉妬に狂う・怒りに震える・苦しみもだえるなど。でも私個人でいえば、恋に落ちると言う表現こそが一番リアリティーのある映像としても想像に易い表現だとつくづく思う。勿論、自分の体験でもそう思うのだ。
 先日、テレビに学生時代の知り合いが出ていた。ニュース番組内の各地のリポートコーナーで地元新潟で、仕事の傍ら子供たちにスキーを教えているというもので5分ほどの内容だった。ちらりと目に入った彼の姿に私はフリーズしそのまま瞬きもせず見入った。何年も経ってもうすっかり忘れていたはずなのだが、瞬時に学生時代の気持ちそのままに私をにずいっと引き戻すのに十分だった。
 彼は初恋の人だった。学生時代に初恋って、デビュー遅くないか?と言われそうだが、まあそれはおいて置いて。2年先輩の彼との出会いは学祭。友達のバンドが演奏するというので聴きに行った帰り、エレベーター横でギターの音調整を黙々としていた彼が目に入った。彼を見た途端恋に落ちた。そのとき熱い鉄をハンマーで勢いよく打ったみたいなカキーンッ!とい音が頭に響いたのを良く覚えている。私は突然恋に燃える女の視線で彼を見つめ続けたのだ。視線に気づいたのか彼がふと顔を上げ私に「僕たちは2時から演奏します。良かったら来てください。」と声を掛けてくれた。私はもうバズーカ砲で打ち抜かれたような気分になった。自分から3メートルほど離れた正面で仁王立ちになり、いっちゃってる目で棒立ちして見ている薄気味の悪い女にそう笑顔で声を掛けてくれたのである。
 彼を一見する前の私と、後の私は別人だったそうだ。一緒にいた友達が、一瞬にして恋に落ちた麗しき乙女の私を見て、オカルト映画みたいだったという程、表情が豹変したらしい。
もしかしたらその時確かに私はオカルト顔だったかもしれない。でも心はまさに落下していた。抗いようもなく急降下、体かふわっと浮いて地面がなくなる感覚を本当に味わっていたのだ。
その後、その恋はドラマの脚本かい?と思うくらいの展開を見せたが、それはおいて置いて、結果は成就せずに終了。
 しかし久しぶりに彼を見た時、懐かしさ、苦さ、嬉しさと共に、体がふわっと浮いて急降下するあの感覚も蘇ってきた。恋は落ちるものだったんだともう一度気がついた。
No.86 / 雑念 /  comments(5)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  ポストのこと  -  2007.03.08.Thu / 19:08 
 『貧しさを苦に自殺した長屋の住人に、近所の者らが気の毒がって「死ぬ前に一言相談してくれれば、何とかできたのに・・・」と嘆いた。しかしある者が「死んだからそう言うんであって、死ぬ前に相談されても見向きもしなかったんじゃないか?ましてや金を恵んでやるなどしないだろ。」と言った。』というこんな昔話か古典話を聞いた覚えがある。子供のころで、大変うろ覚え。
 赤ちゃんポスト設置に関する話題を目にするたびに、この話が頭に浮かんでしょうがないのだ。設置の賛否、わたしはどちらにも決められない。生まれた赤ちゃんがその後どうなったのか結果を知った上でなら決められる。当たり前ですね。
ポストの設置(を考えること)に労を費やすなら、設置せずにすむ社会を考えることには1,000倍の労を費やすべき、とは迷わず断言できる。
No.85 / 雑念 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  オバサンになる日  -  2007.02.23.Fri / 00:00 
 「この間、電車ではじめて『ここいいですか?』って言って詰めてもらって座ったのよ。」と1つ年上の女友達が言った。地下鉄で7人がけの席に6人座っていて、若い女性が二人分の席の真ん中当たりにゆったり座っていたのだそうだ。「仕事ですごく疲れてて、座れたらいいなぁと思ってたんだもん。」私は「言って当然だよ。二人分使って座っているほうが悪いんだもん。」と言ったが友達の「かすみなら言う?」と言う質問に黙ってしまった。友達は続けて「私、この年だから言えたんで20代だったら絶対言ってない。」と言う。わたしも20代だったら「当然だよ」とは言わずに「えーっ、ホントに言っちゃったの?」と言うのではないか。
 「つめて貰えますか」と言うことに抵抗を感じない今の私達と、絶対に言えなかった20代って、何が違うのか。年令から来るずうずうしさ、オバサンの開き直り、そんなありきたりの理由が頭に浮かぶのだがその奥にあるものはなんだろうか。私はひと手間かけて、詰めてもらって座るというのは「かっこわるい」という事なのかなと思う。そうまでして座るのはかっこ悪くて恥ずかしいと思ってしまう。
電車で1つだけ空いている席に、わたしはなかなか座れない。特に冬、着膨れの季節には特に怖気づいてしまう。両脇の人の顔間近にお尻を向けてどっこいしょと腰掛けるのにどうも抵抗がある。増してや、隣の人の服の裾をお尻に敷いてしまいそうだと目算されるようなときはなおさら座らない。一人分のスペースにお尻をねじ込む自分の姿、自分のお尻の下敷きになっている他人の服の裾を引っ張り出す自分の姿って、どう考えてもかっこ悪い。自分の姿を想像すると、げんなりし座らず立っていようと思ってしまうのだ。
 どうせ電車で一緒に乗り合わせている人なんてあかの他人、二度と会わない人なんだからカッコ付けたってしょうがないじゃない、それほど人は私なんか見ていないよ、と思うのだが見栄っ張りなのか求めてしまうカッコ付け。立っていられる距離なら立っているようにしている。
しかし「詰めてもらえますか?」という友達が信じられなかった時代は過ぎ、言って当然と思っている。という事は自分で言う日も近いのか…そして明らかなサイズ違いなのに無理やりお尻をねじ込む日もやってくるのだろうか。やっぱり立っているの疲れると思うことも増えてきたもん。年齢には勝てないってこと、こうしてオバサンになっていくんだろうか。オバサンになる日、出来るだけ 出来るだけ先に延ばしたい。

No.84 / 雑念 /  comments(0)  /  trackbacks(0) /  PAGE TOP△
  ハマった  -  2007.02.16.Fri / 00:00 
 デジタル一眼レフカメラを買って、ハマった。
 どうせならと最新機種を去年の秋に思い切って購入。店員さんの言いなり、思うタコ壷、カモねぎな買い物だったと我ながら思う。オススメの機種、一番人気のボディーカラー、メーカーいち押しのレンズ、コレがあると便利!というアクセサリー類も「じゃあ、それください」と店員さんのなすがまま。

 その昔、一眼レフカメラには苦い経験がある。10年前、あれこれ研究し尽くして思い切って買ったフィルムの一眼レフカメラを引き出しの肥やしとしてしまったのだ。難しくて使いこなせなかったのだ。結局コンパクトデジカメをその後購入しそれを持ち歩くようになった。
一眼レフカメラなんてもう沢山だったのが、もう一度と思ったのは子供を含め身近な日常をもっときれいに写してみたいと思い始めたからだ。でもまた使いこなせずで終わるのは絶対に嫌だったので、自分を脅迫するつもりもありお金をかけてまずは揃えてみた。
 そして三ヶ月が過ぎ、すっかりハマっている。
 カメラバックも買ってひたすら持ち歩いては写している。カメラの講座にも参加してみた。写真ブログも頻繁にチェック。新しいレンズと三脚も買い足した。カメ友欲しいななんて思ったりして。


 もしかしてハマったのは底なし沼だったかもとちょっと焦っている。

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