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  拍手喝采  -  2006.08.09.Wed / 00:00 
 大人になると、人から注目を一身に集めたり、拍手喝采されたりすることって滅多にない。舞台やステージに立つ機会がある人は別だが、それでも会場にいる人全員の心を掴み、興奮と感動の嵐に包まれるなんてなかなか難しい。

 先日、保育園の公開保育というものがあった。親が子供のクラスで半日一緒に過ごし、後で先生と面談をするのだ。子供の様子や保育園での過ごし方を見るのが目的だ。学校で言えば授業参観みたいなものだが、学校のそれと違うのは1日に一人の子の親だけだという事。勿論この日は仕事を半日休まなければならないのだが、私はとても楽しみにその日公開保育に行った。外遊び、おやつ、手洗い、昼食、お着替え、お昼寝と勝手知ったる子供たち11人と、三面六臂の活躍の先生3人とでその日のメニューがこなされていく。親の私一人がよく解からずハラホレヒレハレ。
 外遊びから帰ってきて手を洗って全員着替えさせて昼食なのだが、ランチのテーブルセッティングに大忙しの先生方は待ち状態の子供たちの遊びになかなか付き合えない。『立ってるものは親でも使え』まさに言葉通り、「かすみさん、ちょっと子供たちに紙芝居読んでて貰えますか?」と言われ有無を言わさず渡された。いやー、無理ですぅ、なんて言ってる間もなく「今日は、○○ちゃんのママが紙芝居を読んでくれまーす。」ってもう紙芝居を手に持たされた時点で子供達ももれなく回りに集まってきている。
 タイトル「お化けちゃんのナンチャラ」(忘れた)
知らない話だし、紙芝居なんて読むの初めてだし、どうやって読めば・・・なんて言ってる場合じゃない、子供達の視線は既に全員私に向いている。うちの子も、焦る親の心知らずで座っている。もう読むしかないと、読み始めた。ページをめくって裏側の文章を読み始めると、見てる、見てる、もの凄くストレートなまなざしで全員絵に集中している。反対側で読んでいるこちらが圧倒されそうになるくらいの集中力だ。紙芝居は裏の文章部分に、めくるときの指示が書いてあり『さっとめくる』とか『ゆっくり徐々にめくる』とかある。場面が変わると、「おおっー!!」と声を上げる子供達につられてこちらも棒読みから、だんだん興に乗ってきて、気持ちをこめながら声を潜めたり、大きく読んだり、頁をさっとめくったり。佳境に入れば、身を乗り出し、思わず立ち上がり、「あっ!」と声を上げて指をさしたりする子供達のパワーに押されまいとこちらも感情たっぷりに読んだ。そして最後に「おーしーまいっ!」と締めくくれば、もう全員拍手喝采。そんなに喜んでもらえるなんて「いやー、皆なぁ一生懸命聞いてくれてありがとう。」と全員と握手したい気分だ。
 さて昼食のセッティングもすっかりでき、「お昼にしましょう!」の声に子供達は隣の部屋の自分の席に移動する。先生に、「読んでみてどうでした?」と聞かれ思わず、「こんなに注目されて、感動されると、幼児相手と言えども快感ですね。」というと先生も「そうなんですよね。みんな本当に集中して物語の中に入り込んで聞いてくれるから読んでいても嬉しいんです。」と言う。

 気持ちを偽ることなくまっすぐに表現する子供達の素直なパワーに感動し、物語をただの作り物として終わりにするのではなく、その世界に入り込み無限に遊べる能力に驚いた。
 そして本当に喜んで、声を上げ拍手をして貰えるのはこちらとしても快感だ。
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2006.08.11.Fri .No11 / [晴]晴れの日もある / PAGE TOP△

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