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  こぼさないで 涙  -  2006.11.16.Thu / 00:00 
 息子が保育園でアンパンマンを覚えて以来、うちの中にはアンパンマングッズが着々と増えている。キャラクターもの嫌いの私だが、息子が喜ぶので何かと買ってしまう。
 毎週放送のアニメも欠かさず録画して何度も見ているのだがオープニングの歌にはちょっと思い出があるのだ。

 育児休暇中のこと、息子5ヶ月の頃、近くで開催されている子供を対象にした音楽会に行ってみた。5ヶ月じゃ何も解からないだろうから意味がないかも知れないと思いつつ会場に入ったら、3ヶ月くらいの赤ちゃんから未就学児までの子供達とそのお母さんで会場は一杯。騒々しさも半端じゃなく、泣き声、笑い声、歌声、叫び声、話し声で頭がくらくらする程だった。そして今まで殆ど自分の子供しか見たことがなかったものだから、あまりの大勢の赤ちゃんや子供に圧倒されてしまった。周りに子供がいなくて、一体私以外に誰か子育てをしている人が世の中にいるのだろうかと思うくらい孤独な子育てだった。仕事で夫は居らず、外出もままならない乳幼児なので買い物にも殆ど出ず必要なものは生協の宅配で注文。口が利けない赤ん坊を相手に気が付けば全くしゃべらない毎日で、週に一度生協の配達のおにいさんに「ご苦労様」と言ったのが数日振りにしゃべった日本語だったりする。昼夜無く泣く赤ん坊に乳をあげ、オムツを替え、お風呂に入れ、着替えをさせる。泣き止まず、抱いて家の中をひたすらうろうろ歩き回る。まるで機械みたいに、荷引きのロバみたいにひたすらに育児に没頭していた。閉塞…コレに尽きる子育てだった。今から考えると、よく壊れなかったなぁと思う。
 そんな毎日を送っていたところに、小さな子供と親で溢れている子供の為の音楽会。
「みんな子育てしているじゃない。」
「こんなに沢山に赤ちゃんがいるんじゃない。」
そう思って、とてもほっとして嬉しかった。
で、楽しい音楽スタート。童謡から人気アニメソングと次々演奏。知っている子供達は大きな声で一緒に歌っている。
 意外と息子も楽しそうにニコニコ。そしてそのアンパンマンの曲になった。歌のお姉さんが陽気に歌いだす。そして『忘れないで夢を~こぼさないで涙~』と歌ったとき、涙がどどどどっと出てきた。恥ずかしかったけど止められなかった。小さな息子を抱いてバカみたいにボロボロ泣いてしまったのだ。自分は壊れかけていたんだと感じた。(壊れる前でよかったよ)
 それからはもっと積極的に外に出るようにした。同じ子育て中のお母さんたちとの交流に出掛けたり、イベントに行ったりなど、まずは外に出て人と接してみるようにした。そうしてみると結構近所にも月齢の近い子供達がいることが解かり一緒に過ごしたりした。そうやって閉ざされた毎日から抜け出すと子育てが楽しいと感じ、お母さんの自分が嬉しいと思うようになった。

 今は、いい大人がアンパンマンの歌を聞いて泣くなんてちっと恥ずかしかったなと、ときどき思い出しながら息子と聞いている。
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